
さあ、生きよう。どうしようもない毎日を。
はじめに
『ツミとバツ』は、Group Bが手がけた初めての長編ミュージカルです。企画当初から、複数回の上演にわたってブラッシュアップしていく、長期的な構想を持つプロジェクトでした。
2022年8月、下北沢Com.Cafe音倉にてリーディング公演、2023年5月、上野ストアハウスにてトライアウト公演を実施。多くのお客様から「(原作の)現代への翻案が面白い」「この作品の成長を見たい」という声をいただきました。
今回の公演は、Group Bのクリエイター3名それぞれが、これまでの上演経験を踏まえて改訂を加えた「本公演」です。現代を生きる人たちの意識を組み込んで翻案した脚本、5人編成のオーケストラへ編曲された音楽、振付と舞台美術を採り入れた演出。新たなキャスト・スタッフを迎え、『ツミとバツ』がさらに深化します。
観劇体験だけでなく、オリジナルミュージカルの創作プロセスに新たな可能性を提示できないか。そうした想いから生み出された本作、どうぞご期待ください。
あらすじ
日本のある都市。
主人公・ジロウは、5年前に父親を亡くし、経済的な問題から大学を中退することを決意する。
無力感と孤独。
ジロウはこの社会で力を持たない者が這い上がるためのある「計画」を考えるようになる。
そして、事件が 起きる-。
2023年キャスト版 劇中歌PV
キャスト

犬飼直紀
コオリジロウ

大田翔
アリマイワオ
スガカズヤ

山本咲希
マルヤマソノカ

橘未佐子
ヒラルリコ

千葉一磨
ウラタトモオ

吉川恭子
コオリフミエ

田代明
コオリミチナ

萬谷法英
マルヤマハルイチ
演奏
キーボード・コンダクター:大部胡知/阿久津麗(交互出演)
ヴァイオリン:田中李々
チェロ:袴田容
トランペット:閏間健太
リード:竹内理恵
*ヴァイオリンで出演を予定しておりました金子昌憲は、諸事情により降板となりました。
代わって田中李々が務めます。
スタッフ
脚本・作詞:エスムラルダ
作曲・音楽監督:大部胡知
演出:平戸麻衣
振付:美木マサオ(マサオプション、ムケイチョウコク)
編曲:大部胡知/久野飛鳥
音楽監督補・稽古ピアノ:阿久津麗
歌唱指導:今井学
舞台美術:長田佳代子
照明:黒太剛亮(黒猿)
音響:潮麻由子(エディスグローヴ)
衣裳:ゴウダアツコ
舞台監督:清水スミカ
宣伝デザイン:デザイン太陽と雲
宣伝ビジュアル撮影:菅野恒平
制作:室橋鮎
協力(五十音順):アービング/Itoo office inc./株式会社エディスグローヴ/ORCHARD/黒猿/
東宝芸能株式会社/ニチエンプロダクション/日本コロムビア
企画:Group B